美容学科（昼間課程）

スタイルのベースとなる部分を作り上げていくヘアカッティングは、ヘアスタイルを実現していくための技術として、とても重要なものとなります。お客様のニーズや流行に合わせながらスタイルを作り上げてくために必要な『正確なカッティング技術』を身につけるための授業です。

頭の丸みにそって正しくウェーブ幅をとり、正しい位置にカールやウェーブを配置してスタイルを完成させる『技術の基本』を学びます。基本をしっかりと身につければ、新しいヘアスタイルが登場しても、基礎技術を応用することで対応できるようになります。基礎の重要性を理解し、一つ一つの理論を学んでいきます。

国家試験やコンクールの対策として、20分以内に50本以上55本以内のロッドを巻けるように練習します。ロッドの大きさ、配列、巻き方、ロッドの種類などを使い分けることで、さまざまなウェーブ、質感を表現できるように練習し、パーマテクニックの奥深さと面白さを学びます。

日本文化の代表の一つともいえる和装着付けの、基礎的な技術・知識・歴史・美しいものを美しいと感じる心などを学ぶ授業です。和装の着付けは着てから形を作るために技術が問われます。そのため、素材の知識・TPOにあった着付け技術の修得など、一つ一つを積み重ねていきます。

道具のセッティングとその意味の理解・メイクアップの考え方とサロン内におけるメイクアップの範囲の理解・一つ一つの施術の目的と効果及び方法のマスター・施術時間の管理と仕上がりのバランスの向上・そして接客術の向上をしっかりと理解し、マスターするための授業です。

美容には欠かせない美術の授業。1年次にパーソナルカラー検定合格に向けて、色彩の仕組みや、デッサンの基本を学びます。2年次にはデザイン画やライフケアカラー検定対策を通じて、空間の色作りを学んでいきます。